東京地学協会の助成制度について

 東京地学協会では、助成金の交付事業を実施しております。応募要領はウエッブサイト(ホームページ)で公開し、併せて地学雑誌に掲載します。

 
調査・研究等助成金
  • 1)地学に関する調査・研究(地学の教育法や教材開発などの地学の普及研究を含む。)
  • 2)国内で開催される地学に関する国際研究集会

 助成金額は1)は50万円以内、2)は100万円以内です。助成対象者は本協会の会員もしくは会員の紹介を受けた者とします。

 
普及・啓発活動(出版)助成金

 個人または団体を対象として、地学全般に関する出版物(学術図書、一般書、普及書)を主とし、ジオパークと世界遺産に関する出版物(学術的ガイドブック、一般向けガイド ブック、地質図を中心とした地図類、地学的案内図・パンフレットなど)も含め、地学的知見の普及と地学現象の理解に役立つ出版物の発刊に関わる助成をします。1件100万円以内です。ガイドブックの見本として、伊豆ジオガイドおよび屋久島ジオガイドを参考にしてください(地学協会サイトを離れます)。

 
普及啓発活動(地学・地理クラブ活動)助成金

 当協会の普及・啓発活動の一つとして高校において,フィールドワークを伴う地学・地理の授業を担当する教員の授業に関する事前調査,資料作成,巡検実施等の活動を助成するものです。バス借り上げ,電車等の交通費,参考図書購入等の50%または15万円を超えない額です。

 
普及啓発活動(地学・地理教育活動)助成金

 当協会の普及・啓発活動の一つとして地学クラブまたは地理クラブ等の活動の一環としての巡検実施等の活動を助成するものです。バス借り上げ,電車等の交通費,参考図書購入等の50%または20万円を超えない額です。

 
緊急研究・調査助成金

 令和6年能登半島地震とそれによる顕著な災害について,関連緊急研究・調査助成金の交付申請を受付けています。

 2011(平成23)年3月11日の東北地方太平洋沖地震による東日本大震災,2016(平成28)年4月14・16日の熊本地震の直後には,当協会は助成金の緊急枠を設け研究・調査を支援しました。また2012(平成24)年度に,東日本大震災によって展示品,展示施設を失った複数の博物館に対して緊急支援を行いました。このような地学に関わる顕著な自然災害などに対しては,今後とも緊急的な支援活動を実施していきます。

 
公募中の助成金
 
東京地学協会の表彰制度について

 東京地学協会は,次の表彰規程に基づいて「東京地学協会メダル」「地学普及功労賞」の表彰を行っています。2018(平成30) 年以降は,受賞者による特別講演会も行っています。