平成28 年度海外見学会を下記により実施致します。一般(非会員)の方々もお気軽にご参加下さい。多数の方々のご参加をお待ちしています。
平成28 年度海外見学会「21 世紀の新台湾への冒険―台湾中央山脈横断,ジオの旅―」
台湾は,20 世紀の初めのころの冒険家にとっては憧れの場でした。多くの人が,台湾の自然や文物を求めて渡台しました。戦前に台湾の昆虫を求めて,浪人してまで,旧制台北高等学校に入学した鹿野忠雄など枚挙に暇がありません。また,宮澤賢治が「イギリス海岸」で化石採集を案内した東北帝大の早坂一郎助教授(童話『銀河鉄道の夜』「プリオシン海岸」で発掘を指揮する学者のモデル)がその後,台北帝国大学で長年教鞭をとっていました。
そこで,2016 年11 月下旬に,台湾の中央山脈を横断するジオツアーを行います。台湾の真夏は,暑いので11 月末に設定しました。5 泊6 日ですが,それでも短いと感じるほど台湾には,地学的な見どころがたくさんあります。21 世紀の目で新しく台湾を見直してみませんか。
このジオツアーは,いわゆる観光地にはほとんどいかないユニークな旅です。今回の巡検では,雪山山脈の雪山(3,884 m)や玉山(旧新高山:3,952 m)に続く山々の景観を見学します。台湾の山々は,ほとんど新第三系からなっていますが,さまざまな地質時代の地層から日本の地形との比較をしようではありませんか。
企画主催: | 東京地学協会 |
旅行主催: | 近畿日本ツーリスト(株)ECC 営業本部第5 営業支店 |
参加対象者: | 地学に興味をもつ一般の方々 |
旅行日程: | 2016 年11 月28 日(月)~ 12 月3 日(土)5 泊6 日
11月28日 | 11:40 羽田空港に集合,羽田空港発13:20 NH853 便にて空路台北松山空港へ。松山空港から専用バスにて国立台湾大学へ移動し地質博物館を見学。 |
11月29日 | 9:00 台北のホテルから専用バスで台湾地質調査所を訪問,11:00 野柳地質公園,13:45 撃天崗,16:30 冷水杭を見学ののち,18:00 台湾鉄道で花蓮に向かう。 |
11月30日 | 9:00 ホテルから専用バスで山脈に向かう。10:10 大魯閣誘客中心,12:30 燕子口,新白楊,13:50 16:00 慈母橋,緑水歩道,九曲洞歩道を見学。 |
12月1日 | 8:30 花蓮のホテルから専用バスで石材工場へ,11:30 専用バスで玉里,プレート境界の大橋へ,14:20 八仙洞,15:10 北回帰線を見学 |
12月2日 | 8:30 花蓮のホテルから専用バスにて花蓮空港へ,10:15 GE052 便にて台中清水空港へ,13:30 車籠埔断層保存園区,14:30 九二一地震教育園区見学 |
12月3日 | 8:30 台中のホテルから専用バスにて国立科学博物館へ,11:00 専用バスにて松山空港へ移動,16:45 NH854 便にて羽田に向かう。20:50 羽田空港に到着して解散。 |
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案内者: | 長田敏明(東京地学協会),西川由香(国立台湾大学理学院地質科学系) |
募集人数: | 20 名(最少催行人数は15 名) |
参加費: | 参加者数20 名以上の場合18 万000 円,15 名の場合20 万4000 円
・ | 上記料金に含まれるもの
航空運賃(エコノミークラス),宿泊料金(2 人1 部屋基準),食事料金(朝4 回,昼5 回,夕5 回),日程表に記された団体行動中の乗り物料金,視察料金(博物館,野柳地質公園,台中断層保存地区など),手荷物料金(航空会社規定内),現地空港税,成田空港施設使用料,航空保険料)
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・ | 上記費用に含まれないもの
超過手荷物運搬料金,クリーニング代,電話代,飲料代など個人的な費用,旅行印紙代,任意海外保険料,日本国内交通費,シングルルーム追加料金(¥35,000 / 5 日分),ビジネスクラス追加費用,見学解説書
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申込み締切: | 2016 年9 月21 日(水) |
詳細・参加申込 書類の入手方法: | 氏名・住所・年齢・電話番号・職業を,郵便,ファックス,電子メールのいずれかの方法で,下記にご連絡ください。
〒101-0024 千代田区神田和泉町1-13 住友商事神田和泉町ビル13 階
近畿日本ツーリスト(株)ECC 営業本部 第5 営業支店 野上咲子
tel:03-6891-9305 fax:03-6891-9405 E-mail:
nogami150036@mb.knt.co.jpこのメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください
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