都心1日ジオツアー:国会議事堂と江戸城の石材を見に行こう
-都心の地形を実感する街歩きとともに-
東京地学協会は,4年ぶりに国内見学会を再会します。再開第1弾として,2018年に開催し大好評だった『都心1日ジオツアー:国会議事堂と江戸城の石材を見に行こう-都心の地形を実感する街歩きとともに-』を実施。国会議事堂内の日本各地から集められた石材を見学します。2018年は衆議院でしたが,今回は参議院を特別の参観ルートで巡ります。
(予定通り9月3日に実施しました。多くのご参加ありがとうございました。)
日 時
2023(令和5)年9月3日(日)09:00~16:30
(小雨決行,荒天中止)
コース(予定)
09:00 憲政記念館前集合 → 09:15 日本水準原点見学 → 10:00 国会議事堂(特に参議院)内の石材見学 → 12:00 都立日比谷高校周辺の谷地形見学 (赤坂周辺で昼食) → 13:30 江戸城外堀遺構(文部科学省内)見学 → 14:30 桜田門経由で大手門 → 15:00 皇居東御苑見学(江戸城本丸天守台石垣や富士見多聞等の見学) → 16:30頃 竹橋駅 解散(徒歩 約6km)
※ 集合場所(憲政記念館前)と解散場所(竹橋駅)の文字列から地理院地図にリンクします。
コースの見どころ
国会議事堂は,1918年に計画され,1936年に完成しました。国会議事堂の建築に際して,全国から大理石や御影石が集められ,今も40種類近くの国産石材を見ることができます。
また,江戸時代にも,全国の大名が徳川幕府のために集めた石材で江戸城の石垣等は建築されています。江戸城の石材も併せて見学することで,300年を超えて全国から東京に集められた石材を1日で見学します。
さらに,武蔵野台地(麹町台地)の東端に位置する江戸城を中心とした東京の都心地域は,台地に複雑に入り組んだ深い谷で構成されています。国会議事堂と江戸城にかけてのコースでは,都心の起伏を実感する街を歩き,地形と東京との関係を体感します。
※当日の天候,特に気温により,午後のルートは変更することがありますので,ご理解ください。
※ 2018年度国内見学会「都心1日ジオツアー」の開催報告はここから。
案内者
中澤 努(産業技術総合研究所)
乾 睦子(国士舘大学)
目代邦康(東北学院大学,東京地学協会理事・行事委員長)
三橋浩志(文部科学省,東京地学協会行事委員)
参加費
無料(ただし,現地までの往復交通費と当日の昼食代は各自負担)
募集人員
25名(希望者多数の場合は抽選とし,8月4日(金)までにご案内します)
※このジオツアーでは,終日徒歩で野外移動します。9月初旬は猛暑日が予想され,また小雨の場合も決行します。介助者等は手配しておりませんので,徒歩で約6kmの移動が可能,かつ各自の責任で熱中症対策等が可能な方に,参加を限定いたします。
※ 東京地学協会で,参加者全員の団体損害保険には加入しますが,当見学会中の行動に関しては,各自の責任でご対応ください。
申込み締切り
7月28日(金)必着
申込み方法
電子メール またはファックスで,東京地学協会事務局まで, (1) 参加者名, (2) 住所, (3) 参加人数, (4) 性別, (5) 年齢, (6) 会員・非会員の別, (7) 代表者の電話番号(当日連絡可能なもの), (8) メールアドレスまたはファックス番号,⑧緊急時の連絡先(ご家族等の連絡先),をお知らせください。
※ 申し込み時の個人情報は,本見学会の連絡と損害保険契約にのみ利用し,他の目的には利用しません。
申込み・お問い合せ先
〒102-0084東京都千代田区二番町12-2 東京地学協会事務局
電話:03-3261-0809 ファックス:03-3263-0257