小池 清 (1926-1957)
野帳及び20万分1手書彩色地質図(個人所蔵)
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- 三浦半島 地質調査野帳(Ⅰ) 昭和22年(1947)-23年(1948)
- 三浦半島 地質調査野帳(Ⅱ) 昭和23年(1948)、27年(1952)、31年(1956)追補
- 三浦半島 地質調査野帳(Ⅲ) 昭和23年(1948)
- 房総半島 地質調査野帳(Ⅳ) 昭和23年(1948)-24年(1949)
- 小池清手書彩色地質図 20万分1「東京」及び「千葉」
- 小池清手書彩色地質図 20万分1「横須賀」及び「大多喜」
- 小池清手書彩色地質図 20万分1「東京」「千葉」「横須賀」及び「大多喜」
小池清について
1926年10月22日生—1957年1月23日没(満30歳)
東京大学理学部地質学科卒業と同時に東京大学立地自然科学研究所助手に就任し、卒業論文以来のフィールドである房総半島及び三浦半島の地質調査に従事。亡くなるまでの9年間で45本に及ぶ論文を執筆した。その間、地学団体研究会の房総団体研究グループに所属し、グループの中核として活動、後進の指導にもあたった。若干30歳で、事故のために逝去された。
略歴
- 大正15年10月22日生(東京都港区三田四国町)
- 昭和20年
- 東京府立高等学校卒業
- 東京大学理学部地質学科入東京大学理学部地質学科入学
- 昭和23年
- 東京大学理学部地質学科卒業
- 東京大学立地自然科学研究所助手に就任
- 昭和25年 卒論以来の指導教官の大塚弥之助教授が肺炎のため47歳で逝去
- 昭和26年
- 大塚教授の遺稿を『地質構造とその研究』(朋文堂)としてまとめ出版(生越忠氏、杉村新氏との共同)
- 『いわゆる黒滝不整合について』(小池,1951)によって、当該年度の日本地質学会研究奨励金を受ける
- 昭和29年 湊正雄氏と共著で『地質調査法』(古今書院)を出版
- 昭和32年 1月22日夜、東海道線の電車から転落し、翌23日午前0時20分逝去(享年30歳)
関連資料
- 高校(水泳部員)時代の写真 (黒潮会 公式ウェブサイトより)
- 小池清(1947)海と山 (学生時代の随筆 黒潮8 22-25)
- 小池清(1950)鋸山附近の地質及び房総半島中部地質圖 教育見學會(1950)鋸山附近の地質及び植物案内 p1-4 及び 折り込み資料
解説 地質図 - 兼子勝、金原均二、池辺展生、小池清、石和田靖章(1951)関東地方綜合地質図 1:400,000 工業技術庁地質調査所刊
- 小池清、西川泰(1955)千葉演習林内の地質 東京大学演習林10号 1-6 及び 同号折り込み資料「千葉演習林地質図」
- 追悼文 (黒潮会 1961年発行 黒潮16 2-6)
著者等より訂正がありました。
p5下段右から12行目 「東京湾の府」→「東京湾の底」
p6上段右から10行目 「大学藤沢」→「大学、藤沢」
p6下段右から8行目 「三十一年」→「三十二年」
注)黒潮会は旧制府立高校―旧制都立高校―東京都立大学附属高等学校―桜修館中等教育学校 水泳部OB・OG会の名称である。