国会議事堂と江戸城の石材を見に行こう
-都心の地形を実感する街歩きとともに-
国会議事堂は、1918年から計画され、1936年に完成しました。国会議事堂の建築に際して、全国から大理石や御影石が集められ、今も40種類近くの国産石材を見ることができます。今年の東京地学協会国内見学会は、国会議事堂内を特別の参観ルートで巡り、日本各地から集められた石材を見学する都心1日ジオツアーを実施します。
また、江戸時代にも、全国の大名が徳川幕府のために集めた石材で江戸城の石垣等は建築されており、江戸城の石材も併せて見学することで、300年を超えて全国から東京に集められた石材を1日で見学します。
一方、武蔵野台地(麹町台地)の東端に位置する江戸城を中心とした東京の都心地域は、台地に複雑に入り組んだ深い谷で構成されています。国会議事堂と江戸城をつなぐルート上では、都心の地形を実感する街歩きをしていただき、地形と東京の関係を感じていただく予定です。
日 時
平成30年2月25日(日)9:00~16:30(小雨決行、荒天の場合は中止)
コース(予定)
9:00 憲政記念会館前集合 → 9:15 日本水準原点見学 → 10:00 国会議事堂内の石材見学 → 12:00 都立日比谷高校周辺の谷地形見学 (赤坂周辺で昼食) → 13:30 江戸城外堀遺構(文部科学省内)見学 → 14:30 桜田門経由で大手門 15:00 皇居東御苑見学(江戸城本丸天守台石垣や富士見多聞等の見学)→ 16:30頃 竹橋駅 解散(徒歩 約6km)
案内者
中澤 努(産業技術総合研究所)
久保純子(早稲田大学)
三橋浩志(文部科学省)
費 用
なし(ただし、現地までの交通費と当日の昼食代は各自負担)
募集人員
25名(希望者多数の場合は抽選とし、12月中にご案内します)
※終日徒歩でのジオツアーとなります。介助者等は手配しておりませんので、徒歩で約6kmの移動が可能な方とさせていただきます。また、2月末の寒い季節での屋外ツアーです。小雨の場合も決行しますので、健康・体調面は各自の責任で参加をお願いします。
申込み締切
12月1日(金)必着
申込み方法
東京地学協会事務局まで、参加者の住所、氏名、参加人数、性別、年齢、会員・非会員の別、代表者の電話番号、メールアドレスまたはファックス番号をお知らせください。
お問い合わせ
〒102-0084東京都千代田区二番町12-2 東京地学協会事務局