自然史系分野におけるアジア地域のネットワーク事例を材料に,博物館の将来像とその展望について考える.ネットワークの目的やそれを支える基盤は多様で,人のつながり,学問のつながり,研究プロジェクトのつながり,標本資料のつながりなど多岐にわたる.先駆的なネットワーク構築の試みについて紹介し,ネットワーク活動と博物館の役割について議論したい.また,ポスター展示によって,参加者相互の議論と交流をより深めたい.

1.シンポジウム
日時:2019年9月4日(水)午後
場所:京都大学医学部創立百周年記念施設 芝蘭会館稲盛ホール
使用言語:英語
プログラム: <講演>
  • アジア各国の古生物学: 古生物科学のより広範な協調へ向けて
  • ベトナム国立自然博物館システムにおける脊椎動物コレクションとアジア研究者ネットワーク
  • ミャンマーの植物多様性インベントリー:ミャンマーの植物相の重要性
  • 東南アジアにおける植物インベントリー調査と博物館の役割
  • 熱帯アジアにおけるアリ分類研究の進展とネットワーク
<パネルディスカッション>
2.ポスター展示
日時:2019年9月4日(水)14:00~9月5日(木)16:00
場所:京都大学総合博物館1Fエントランスホール
使用言語:英語(日本語並記可)
登録受付:令和元年6月10日(月)~8月10日(土)
参加費:無料